ローズヒップティーってダイエットにいいの?

最近またローズヒップティーが人気になっている様ですが、どうやらダイエットの効果がある?と言われている様ですね。

ローズヒップはバラ科の植物の果実なんですが、普段は赤い実の部分を乾燥させたお茶にしたり煮込んでジャムにしたりする事が多いのです。

赤い実の部分にはビタミンCなどのビタミン類やミネラルを多く含んでいたり、赤い色素もポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれていると言う事で抗酸化力も期待されていたりするのです。

そして、その実の中に入っている種は、リノール酸やリノレン酸が多く含まれているオイルが取れるのですが、オイルは美肌に効果があるとされてスキンケアのアイテムやアロマオイルとして広く知られていますね。

その、今まで食品として扱われる事が少なかった種の方から、近年ティリロサイドと言うポリフェノールが発見されたのですが、このティリロサイドに内臓脂肪を減らす効果がある事が分かったのです。

ティリロサイドが内臓脂肪を減らすメカニズムは、どうも肝臓にある脂肪を分解する酵素の働きを活性化させることにより内臓脂肪を減らしてくれているのではないか?と考察されています。

つまり、今まで健康の為~ダイエットのために飲んでいたローズヒップティーの方ではなく、ローズヒップオイルの方にダイエット効果があると言う事になるのです。

他にもティリロサイドは皮下脂肪も減らしてくれたり、酵素によって分解された脂肪を骨格筋などの筋肉の中で燃焼させるように仕向ける効果もあるそうなので、ある意味ティリロサイドを摂取する事により運動しなくてもダイエット効果が得られると言っても過言では無いでしょう。

ただ、このティリロサイドの摂取方法は現在はサプリメントやお茶に限られている様で、ローズヒップオイルを食用として勧めているサイトなどが無いと言う現状があります。

今の所簡単にティリロサイドが摂取できる方法があるとするならば、市販されているお茶でコカ・コーラから発売されている爽健美茶とからだ巡り茶かもしれません。

ティリロサイドはまだ新しいダイエット成分なのでサプリメントもあまり販売されていない現状があるため、毎日欠かさずティリロサイドを摂りたい!と言う人はまずこれらのお茶から始めてみると良さそうです。

また、冒険心の強い人は無添加のローズヒップオイルを食用に転じてみるのも良いかも知れません。

ローズヒップオイルの美容効果を知っている人なら、口に入れても問題の無いオイルだと認識している人も多い事でしょう。

と言う事から、ダイエットの効果があるのはローズヒップティーなどに使われている果実の部分ではなく、ローズヒップオイルの原料となる種の部分に含まれているティリロサイドと言う成分なので、今後も注目していって欲しいと思います。

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